おまとめローンの落とし穴

おまとめローンというのをご存じでしょうか?

簡単に言うと、数社で借りているローンを精算して1社にまとめるというものです。

あっちこっちに支払っていたローンが1社だけで済む、とても便利なローンなのです。

返済のわずらわしさ、たまりませんよね。

毎月毎月くる返済日、返済日がずれていれば月に何度支払いに赴くことになるのか。

普通の人ならうんざりしてくるはずです。


そんな時、おまとめローンを知ったら、あなたは飛びつくでしょうね。

確かに便利にはなるのです。

金利が安ければなお良いと言うことです。


ここから視点を変えて、落とし穴についてお話しします。

利息制限法の利率以上で支払った利息は、その差額を元本に組み入れて計算することが出来るのはご存じですよね。

この計算方法は、20年取引が続いていれば、20年前まで遡ることが出来るのです。

契約した利率にもよるのですが、高い時期(年40%くらい)の借入だと4年くらいで完済したことになるのです。

後は債務がないのに支払ってきたと言うことになるのです。

債務がないのに支払った金を返せと言うのが、過払い金返還請求なのです。

最近の判例では、過払い金に5%の金利を付けて計算することが認められています。

この金利を付加すると、今まで支払った利息以上の金額を請求することも可能なのです。
常識から考えれば、払った以上の金銭を戻せというのは、青天の霹靂といった話しなのですが、判例からすると可能なのです。


おまとめローンを利用することによって、この計算方法は貸借を終わらせた時点で途切れてしまうことになります。

会社が変われば、前に利用していた金融会社は関係のない他社になってしまうのです。


ここが落とし穴になるのです。

借り換えて1本化すると言うことは、前例の計算で存在しない債務も引き継ぐことになりますよね。

だけど、新しい会社にはそのことは言えないのです。

新しい会社には全く関係のない話なのです。


実際には債務の終わった前に利用していた金融会社に請求は出来るのですけど、一般の人は見落としてしまうのが普通です。

だから、借り換えして貰った金融業者はホクホク顔なのです。

どうか気が付きませんように!パンパン!

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